どうも、こんにちは。
今やすっかり普及してきて子供から大人まで大人気の「YouTuber」!
若くてもトップYouTuberになればかなりの収入を得ることができますが、実際はどれくらいの金額がもらえるのでしょうか?
YouTuberの収入の計算方法は諸説ありますが、今回は2019年現在で最新の計算方法を解説していきます!
目次
将来の夢ランキング上位のYouTuber!

はじめしゃちょー……ヒカキン……
いまや数多くの人気YouTuberが出現し、日々面白い動画を投稿して私たちを楽しませてくれますよね。
そして「YouTuber」と言えば今や小学生の将来の夢でもかなり上位にランクインすることでも有名!
少し前までは考えられないことでしたが、現在世間ではYouTuberというものが一つの立派な職業として認められつつあり、彼らに憧れてYouTuberを目指すという子供も非常に多いです!
子供の将来なりたい職業ランキングといえばスポーツ選手や医者なんかが定番でしたが、それらと肩を並べる、あるいは上回るほどYouTuberという職業は人気ということですね。
しかしそれもそのはず!
トップYouTuberになれば年齢に関係なく多額の収入を手に入れることができますし、何より見ていて楽しそうですよね!
「好きなことで、生きていく」のキャッチコピー通り、もし自分の好きなことが仕事にできるならこれ以上ないほどのモチベーションにもなると思います!
小さい子供でも好きなだけYouTubeを観ることができるほどインターネットが普及し、逆にテレビ離れが深刻化している現在では、確かにYouTuberは芸能人より身近に感じるのでしょう。
同時にスマホ一台あれば動画投稿ができる時代ですから、好きなことをして大金を稼ぐYouTuberに憧れてしまうのも無理はないのかもしれません。
将来YouTubeがどうなっていくかまではわかりませんが、現状10代でもYouTubeで収入を得られることはまぎれもない事実ですからね。
「YouTuberになりたい!」と言っている子供の親の身になってみればたまったもんじゃないかもしれませんが(笑)
YouTubeでお金を稼げる仕組み
次になぜYouTubeに動画を投稿することで収入を得ることができるのか、その仕組みを説明していきます!
YouTuberが稼げるのは広告収入!
YouTuberが稼げているのはお金はズバリ広告収入によるものです。
「YouTubeパートナープログラム」というのですが、YouTuberはこのプログラムに参加すると、自身の動画に広告(Googleアドセンス広告)を表示させることができます!
よく動画が始まる前にCMが入ったり、画面の下の方に表示されたりしていますよね?
動画が再生されるということは広告を宣伝するということになるので、下の画像のような関係性が成り立ちます。

- YouTube:CMの広告主から広告掲載料をもらう
- YouTuber:広告の宣伝料としてYouTubeから報酬をもらう
- ユーザー:YouTuberが投稿する動画(と広告)を見る
- 広告主:商品・サービスのPRができて売上アップ
かなり簡単に説明しましたが、この4つの関係ができますよね?
もう知っている人にとっては常識だと思いますが、知らない人もこれでYouTuberがお金を稼ぐことができる仕組みを理解していただけたと思います。
そしてこの広告には
- インストリーム広告
- オーバーレイ広告
- サイドバー広告
の三種類が存在しますので、それぞれの広告の特徴を説明します。
インストリーム広告

YouTubeで動画が再生される前や再生されている途中にCMやアンケートがよく表示されますよね?
それがインストリーム広告です。
尺が数秒〜数十秒、また赤丸のところをクリックすることでスキップが可能・不可能と広告によって色々な種類があります。
視聴者に強制的にCMを観せることができるので宣伝効果は高いです。
また動画時間が10分を超えるとこの広告(ミッドロール広告)を動画の途中の好きなタイミングに挟めるようになるので1再生あたりの収入が格段に上がります。
オーバーレイ広告

動画の下部によく表れる広告がオーバーレイ広告です。
そのままでも動画を視聴することはできますが、右上の×ボタンで非表示にすることができます。
たまに消そうとしたら間違えて広告の部分をクリックしてしまう、ちょっと邪魔な広告です。
またこちらも必ずユーザーの目に入るため宣伝効果は大きいです。
サイドバー広告

文字通り、画面の右上部分のサイドバーに表示されるのがサイドバー広告です。
動画に干渉することはないので、他の2つに比べればクリック率はかなり低いですね。
これらの広告が表示されたりクリックされることで収入が発生しますが、もちろん動画の再生回数が多いほどその金額は高くなります。
ちなみに動画投稿者と言えど、広告を設定できる範囲には限度があり、またクリックを促すような発言や文章を記載することはGoogleの規約違反となり、ペナルティーを受ける可能性があります。
YouTuberの仕事内容は?
次に紹介するのは実際にYouTuberが行なっている仕事内容です!
私たち視聴者は楽しい動画しか見ていませんが、たった数分の動画とはいえ、それらを投稿するまでには様々な苦労が伴っているんです。
ネタ・企画を考える

まずはネタ・企画の考案。
やりたいことをやっているイメージがあるYouTuberですが、実際には私たち視聴者を楽しませる動画を撮るために色々な創意工夫があります。
YouTuberによってどのようにネタを考えているのかは異なりますが、メンバーやマネージャーと一緒になって、真剣にネタ会議を行っているYouTuberもたくさんいます。
動画内で「ネタが思いつかない」「普段ネタのことばかり考えている」と呟くYouTuberも少なくないですが、ここをおろそかにして適当な動画を撮っていては人気YouTuberになることはできないでしょう。
動画の準備をする

「ネタが思いついたら即撮影!」といきたいところですが、その前に準備がかかる場合も多いでしょう。
商品紹介系なら事前に紹介する商品を購入する必要もありますし、やってみた系なんかでも、いざ撮影の時にグダグダな内容にならないように、事前準備にかなりの時間を費やす必要があるという場合も少なくありません。
どこか特別な施設や環境が必要になるのであればその手配も必要になりますし、ヒカルのように一本の動画に大金をかけているYouTuberも最近は少なくないですよね。
動画を撮影する

そしていよいよ動画の撮影です!
ここも企画によっては何時間もかかる場合もありますよね。
「24時間〇〇やってみた!」「〇〇するまで帰れません!」というような企画を行っているYouTuberも多いですが、見ていて「この動画を撮影するの大変だったろうな…」と感心する時も少ないのではないでしょうか?
動画を編集する

動画を撮影して終えたら次はそれを編集しなければなりません!
私たちが見ている動画は数分・十数分程度が多いと思いますが、先ほども説明した通り、実際はもっと長い時間撮影しています。
編集作業ではその長時間の動画の中でも特に面白い部分をピックアップ・凝縮する必要があるため、時間がかかることはもちろん、センスも必要になってくる作業です。
また人気YouTuberにもなると字幕・BGM・画像はもちろん、専門的な技術を挙げだしたらキリがないほどのこだわりを持って編集にあたっています。
ライブやイベントに出演する

動画投稿に関しては以上になりますが、人気YouTuberにもなると、普段の動画制作に加えてライブやオフ会などのイベントにも出演しなければなりません。
はじめしゃちょーなんかはよく「東京に行くのが大変…忙しくて動画を撮る時間がない…」と嘆いていますよね(笑)
もちろんそれは人気YouTuberだからこそ持ちかけられる仕事ではありますが、長時間かかる動画制作をほぼ毎日投稿、さらにイベントへも出演しなければならないとなったら、本当に休んでいる暇なんてないのではないでしょうか?
よく言われているYouTuberの収入事情

動画による広告収入ですが、動画の長さや再生回数に対する具体的な報酬ははっきりしていません。
というのもそれを公開すること自体が規約違反だからなんですね。
また報酬は常に一定というわけではなく、季節や時期によってもかなり単価が変動する場合があります。
そんな広告収入ですが、よく言われているのは1再生あたり0.1円という基準です。
1万回再生されれば1,000円…
10万回再生されれば1万円…
ただこの意見には本当にばらつきがあり、1再生0.5円だったり、0.1円未満だという意見もあります。
たった0コンマいくつかの違いですが、動画の再生回数が何十万、何百万ともなれば大きな差が生まれてきますよね。
また人気YouTuberであれば当然その影響力も大きいので、それに応じても単価が変化するという説も存在します。
ただ現在ではこの計算方法は大きな間違いであると指摘されていますが、その理由とは何か、詳しくは次に記載します。
1再生あたり〇〇円はもう古い?

今記載した通り、よくある説は1再生=〇〇円ですが、2018年現在、それは大きな間違いです!
というのも現在YouTubeでは“サブスクリプション収入”が取り入れられているからです。
サブスクリプション収入とは、簡単に言うと「再生回数だけでなく、動画の視聴時間にも基づいて報酬が支払われる」と言うシステムです。
つまり現在は再生回数に加えて、ユーザーが動画を観ている時間も報酬の額を決める判断基準になっているというわけです。
なので「再生回数がこれくらいだからこれくらいの報酬がもらえる!」と一概に言えなくなりました。
もちろん再生回数が多いに越したことはないのですが、例え再生回数があっても、内容がつまらなくてスキップされがちな動画では高額の報酬を得ることはできません。
これが“1再生=〇〇円”の計算方法が間違っている理由です!!!
YouTubeで稼げるジャンルとは?
また一言にYouTuberと言っても正確にはいくつかのジャンルに分けることができますよね。
YouTuberの性格や特技、趣味などによって動画の傾向が大きく変わってきますが、ここからはYouTubeで稼げるジャンルをいくつか紹介します!
商品・ガジェット紹介系

まず紹介するのは商品・ガジェット紹介系です。
このジャンルで代表的なYouTuberはヒカキンやセイキンですね。
文字通り色々な商品を紹介する動画がメインとなりますが、視聴者層はそのYouTuberによって様々です。
ヒカキンなんかはコンビニの新商品や珍しい商品など幅広くやっていますが、それができるのはヒカキンほどの人気があるから。
大して知名度がない人が同じことをやってもまずウケないと思いますし、実際にこのジャンルのほとんどのYouTuberは何かしら特定の系統に絞って紹介しています。
例えばよくあるのは機械オタク向けのガジェットや、子供向けのおもちゃ。
商品が絞られれば動画の幅は狭くなってしまいますが、その分マニアックな視聴者がつきやすいです。
やってみた系

またこちらもメジャーなジャンルだと言えるのがやってみた系です。
はじめしゃちょーなど、いわゆるザ・YouTuberはこういう動画を投稿しているイメージが強いですよね。
実験・検証・ドッキリなど色々なことにチャレンジするのがこのジャンルの特徴で、主な視聴者は10代、20代が多いです。
それもあって「YouTuberになりたい!」という子供の多くはこのジャンルを目指していることでしょう。
確かにこのジャンルのYouTuberこそ、本当に自分たちのやりたいことをやっているという感じですし、見ていて楽しそうですよね。
大食い・料理系
![「一口サイズのお寿司を頬張る美女一口サイズのお寿司を頬張る美女」[モデル:茜さや]のフリー写真素材を拡大](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/SAYA151005388371_TP_V.jpg)
大食い・料理系も人気ジャンルの一つだと言えます。
大食いと料理、どちらも素人がやるにはなかなかハードルが高いことではありますが、逆に言えば普通の人だとできないとこをやってのけるジャンルということになります。
またレシピの代わりに料理動画を参考にして料理をする人も多いでしょう。
ゲーム実況系

顔出しする必要もなく、まさに趣味を仕事にしているというのがゲーム実況系です。
そのままですが、実際にゲームをプレイしてそれを実況するといった動画内容ですね。
人気YouTuberがサブチャンネルで投稿している場合も多いですし、ニコニコ動画から移籍してきたYouTuberもたくさんいます。
「マインクラフト」なんかはゲーム実況の定番ですし、2019年だと例えば「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の実況動画が大ヒットしました。
他のジャンルに比べ、少し専門的な機材の知識が必要となりますが、比較的知名度がない人でも参入しやすいジャンルだと言えます。
大好きなゲームをプレイしてお金が入ってくるなんてまさに夢のような仕事ですが、実際にこのジャンルで大金を稼ぐYouTuberもたくさんいます(笑)
キッズ系
![「お皿に盛り付けするおままごと女児お皿に盛り付けするおままごと女児」[モデル:あおみどり]のフリー写真素材を拡大](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/aomidoriIMGL1237_TP_V.jpg)
最後に紹介するのはキッズ系の動画です。
このジャンルのだいたいのYouTuberは自分たちの子供がおもちゃで遊んだり、何かにチャレンジする様子を動画にしています。
おもちゃという部分だと商品紹介系と被る部分もありますが、子供がメインか、おもちゃがメインかはYouTuberによって差があります。
小さい子供はもちろん、子育ての参考に見る視聴者も多いでしょう。
人気YouTuberの収入を知る方法とは
ところでYouTuberの収入を知る方法は本当にないのでしょうか?
YouTubeが好きな人、実際にYouTubeに動画を投稿している人ならやはりYouTuberの報酬金額も知りたいですよね?
しかし先ほど説明した通り、再生回数だけ見ても実際の金額を割り出すことは難しいのですが、そこで便利なのが“SOCIAL BLADE(ソーシャルブレード)”というサイトです。
“SOCIAL BLADE(ソーシャルブレード)”のサイトはこちら
こちらのサイトでは、YouTubeのチャンネル名を検索することでそのチャンネルの収入だけでなく、様々な情報を知ることができます!

例えばこの画像はヒカキンのチャンネルの情報が表示されているページです。
海外のサイトなので表記などが少しわかりづらいかもしれませんが、真ん中下の「ESTIMATED MONTHLY EARNINGS」が月収、「ESTIMATED YEARLY EARNINGS」が年収です。
YouTubeはその時期によって報酬の相場も変わったりするので、年収よりは月収の方が正確でしょう。
このサイトによるとヒカキンの月収は「$24.5K - $391.9K」とありますね。(この記事執筆時点での情報です)
“K”は1000という意味、そして簡単に1$を100円と換算すると、ヒカキンの月収は「245万円〜3919万円」となります。
かなり幅は広いですが、最大金額の約半分ほどが実際の金額ではないかと言われているので、約2000万円がヒカキンの月収だと推測できます。
海外のYouTuberはもちろん、どれだけ小さなチャンネルでも調べることができるので、気になるYouTuberがいれば調べてみてはいかがでしょうか?
企業タイアップも重要な収入源

YouTubeの動画による広告収入はもちろんですが、人気YouTuberになると企業タイアップを依頼されることも多いです。
よく商品やアプリを紹介している動画があると思いますが、いわゆる“企業案件”というやつです。
当然再生回数が多かったり、チャンネル登録者数が多かったりと人気YouTuberになればなるほどその影響力・宣伝力は凄まじいものになるので、トップYouTuberになるとタイアップ一件につき数十万〜数百万円は当たり前です。
(というより人気YouTuberでないと企業タイアップの依頼が来ないと思いますが…)
またフリーで活動しているよりはYouTuber事務所・MCNに所属している方が依頼も多くなりますね。
大手事務所のUUUMやVAZなんかに所属しているYouTuberは頻繁にPRしていると思います。
しかしYouTuberのイメージに応じて依頼される商品の傾向は変わってきますし、中にはそういった企業案件は引き受けないというポリシーを持って活動しているYouTuberもいます。
ですが人気YouTuberになればなるほど、その収入のうち企業タイアップの報酬が占める割合は多くなっていくでしょう。
それだけYouTuberに需要があるという時代ということですね。
YouTuber年収ランキング
最後にSOCIAL BLADEに基づいた日本人YouTuberの年収ランキングトップ10を紹介します。
ちなみにここで紹介する収入はあくまで動画の広告収入の報酬のみになるので、そこにさらに企業タイアップなどの報酬が加えられることになります。
※この記事を執筆している2019年5月時点でのランキングになります。
1位:キッズライン♡Kids Line

- 推定月収:3400万円
- 推定年収:4億1000万円
2位:東海オンエア(449万人)

- 推定月収:3330万円
- 推定年収:4億円
3位:Fischer's-フィッシャーズ-(557万人)

- 推定月収:3130万円
- 推定年収:3億7500万円
4位:HIMAWARIチャンネル(188万人)
- 推定月収:2090万円
- 推定年収:2億5000万円
5位:まいぜんシスターズ(72万人)
- 推定月収:2090万円
- 推定年収:2億5000万円
6位:HikakinTV(739万人)
- 推定月収:1780万円
- 推定年収:2億1500万円
7位:ボンボンTV(181万人)
- 推定月収:1750万円
- 推定年収:2億1000万円
8位:はじめしゃちょー(793万人)

- 推定月収:1650万円
- 推定年収:2億円
9位:タキロン Takilong Kid's Toys(286万人)
- 推定月収:1630万円
- 推定年収:1億95000万円
10位:プリンセス姫スイートT V Princess Hime Suite TV(145万人)
- 推定月収:1550万円
- 推定年収:1億8500万円
現時点でのランキングトップ10はこんな感じ!
意外にもはじめしゃちょーやヒカキンより収入が高いチャンネルがいくつかあるんですよね…。
なぜそうなのかというと、途中でも言った通り、動画の再生回数だけでなく動画の時間も重要だから。
特に広告の仕組み上、動画時間が10分を超えると収入がかなり上がるのですが、上位チャンネルに投稿されている動画は結構時間が長いです。
対してはじめしゃちょーの動画はほとんどが数分程度なので、どうしても一本あたりの収入は低くなってしまうということですね。
最後に
YouTuberの収入事情やランキングを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
1再生=0.1円と言われ続けてきたYouTuberの収入事情。
繰り返しますが再生回数だけで報酬金額が決まることは絶対にないので、ソーシャルブレードはかなり頼りになるサイトだと思います。
それにしても人気YouTuberの収入は本当にすごいですね。
よく「YouTuberは将来稼げなくなる」なんて言われていますが、ビジネスにおいてYouTubeの価値が上がり続けている今、YouTuberは稼げなくなるどころかもっとも稼ぎやすいビジネスモデルの一つだと言えます。
実際YouTubeをビジネスに利用とする個人・企業はどんどん増えているので、少なくとも当分はYouTuberの存在がなくなることはないでしょう。