何かと炎上しがちな昨今のYouTube業界…。
以前に比べて有名YouTuberはどんどん増えてきていますが、それだけに現在は誰かしらが絶え間なく炎上しています。
そこで今回はYouTube史に残るほどの特に大きい炎上事件・不祥・騒動などを時系列順にまとめていきます!
目次
2015年に起きた炎上・不祥事・騒動
【マスオ】べた男騒動

2015年6月に起きたマスオの「べた男騒動」。
動画の内容は飼っていた熱帯魚のべた男が死んでしまって、埋葬したという動画なのですが、問題はその動画に広告を入れていたことで批判のコメントが。
またエンディングがいつも通りの明るい雰囲気で顔文字を使用していたことも不謹慎だと捉えられたようです。
ただ大炎上に至った原因は批判コメントに対して本人が以下のコメントを返してしまったこと。
「は?ふざけんなよ!べた男飼うときに応援してくれたり、アドバイスしてくれた人達に、愛情注いでたけど死んでしまったことを報告するのは責任だろ?
低評価がたくさんつくのなんて初めからわかってるけど、それでも公開しなきゃいけないと思ったからしとんだよ!」
現在ではこのコメントは削除されてしまっていますが、内容はともかく言葉遣いは確かに悪いですね…。
これが炎上に油をそそぐ結果となり、低評価が激増、再生回数が激減することになってしまいました。
【はじめしゃちょー】ニベア騒動

2015年12月に起きたはじめしゃちょーの「ニベア騒動」。
ニベアクリーム100個以上を使ったニベア風呂に入ってみたという動画なのですが、シンプルにもったいないという理由で炎上しました。
またはじめしゃちょーを擁護するコメントと批判するコメントで凄まじい対立が起きたのも炎上を促進した要素ですね。
ちなみに2019年3月にDJ社長とコラボした時にはDJ社長がはじめしゃちょーにニベアを食べさせるというネタを発案(笑)
この時はさすがに炎上のことも笑い話になっていて、今ではもともとのニベア風呂の動画も高評価が低評価を上回っています。
【マックスむらい】AppBank横領事件

2015年12月に起きたマックスむらいの「AppBank横領事件」。
AppBankはマックスむらいが創設した会社なのですが、10月に上場した直後に横領事件が発覚。
元経理担当役員の木村朋弥が約1億5000万円を社外に不正送金していたとのことです。
横領していたお金は主に私的な理由で使用していたようなのですが、そのうち3000万円以上を暴力団に脅し取られていたという話が浮上。
結局決定的な根拠が出てこなかったため暴力団の話はうやむやになってしまったのですが、はっきりとしない態度が原因で炎上が長引くことに。
2016年に起きた炎上・不祥事・騒動
【桐崎栄二】バスで仮面ライダー騒動

2016年1月に起きた桐崎栄二の「バスで仮面ライダー騒動」。
もともと過激な動画を多く投稿していた桐崎英二ですが、この騒動では仮面ライダーの変身ベルトのおもちゃをつけてバスに乗車。
そのままおもちゃの音を鳴らして若干騒いでいたのですが、この動画がきっかけで高校を退学することになりました。
また動画の中では周囲の人や運転手から声をかけられていますが、それは自分で作成した偽物の音声だそうです。
ちなみに桐崎栄二は他にも色々な動画で炎上していますが、高校を退学になったということもあり、これが一番有名な騒動でしょう。
【あやなん】裏垢悪口騒動

2016年7月に起きたあやなんの「裏垢悪口騒動」。
あやなんも炎上事件を引き起こすYouTuberですが、特に大きかったのはこの騒動ではないでしょうか。
簡単に説明すると、裏垢でワタナベマホトや視聴者の悪口を言っていたことが発覚。
もちろんそのこと自体も問題なのですが、それに対する謝罪動画もネタ要素が強く、全く反省の色が見えないためさらに炎上することに…。
最後には坊主にまでしたのですが、今でも度々炎上していますし、特にワタナベマホトや東海オンエアのファンからはかなり嫌われています。
【水溜りボンド】ノートを電子レンジ騒動

2016年10月に起きた水溜りボンドの「ノートを電子レンジ騒動」。
YouTube界随一のクリーンさを誇る水溜りボンドも実は炎上していたんですね。
きっかけとなった動画の内容は「ノートに書いたフリクションボールペンの文字が電子レンジでチンすると消えてしまう」というもの。
それ自体は普通に面白い実験動画だったのですが、それを真似した子供がえんぴつで文字を書いたノートをチンしてしまい、ノートは丸焦げで火事寸前にまでなってしまいました。
その子供の父親がブロガーだったためそのことが広まってしまったのですが、それを受けた水溜りボンドは「注意が足りなかった」と動画を削除し、謝罪動画を投稿。
しかし本来であればYouTubeには13歳未満は利用してはいけないという規約があるため、ブロガーである父親がブログ上で謝罪するという形に収まりました。
2017年に起きた炎上・不祥事・騒動
【はじめしゃちょー】三股騒動

2017年3月に起きたはじめしゃちょーの「三股騒動」。
今のところ最もYouTube界をざわつかせる大事件が続いたのはおそらくこの年だと思いますが、その始まりがこの騒動でした。
簡単にまとめてしまうと、はじめしゃちょーが同時期に三人の女性と交際していたことが発覚し大炎上。
モノ申す系でおなじみのみずにゃんの暴露から始まったのですが、その三人の女性には人気YouTuberの木下ゆうかやモデルの江崎葵が含まれていました。

暴露後はしばらく炎上が続いていたのですが、その最中にはじめしゃちょーが動画内でゴルフクラブを折ってしまったことでさらに炎上。
それがきっかけで約1ヶ月間に渡り活動を休止していました。
【ヒカルほか】VALU騒動

2017年8月に起きたヒカルを中心とした「VALU騒動」。
ヒカルの他にはラファエルや禁断ボーイズのいっくん、あとはVAZの関係者も関与していたのですが、これがこれまでのYouTube史の中で最も大きな騒ぎになった事件といっても過言ではありません。
そもそもVALUとはビットコインを使用して個人の株式(VA)を実際の株式取引のように売買するサービス。
ヒカルたちはTwitterで「自分のVALUを所持しているには優待をつける」というようなツイートをして購入をほのめかし、価値がどんどん上がっていったところで自身が保持していたVALUを突然売却しました。
それにより自分たちは多額のビットコインを獲得することができたのですが、一方で急激にVALUの価値が下がってしまったため、せっかく買ってくれたファンたちは大損。
その後様々な対応を試みたものの大した効果は現れず、ヒカル・ラファエル・禁断ボーイズは謝罪動画を最後に活動休止になってしまいました。
そしてその騒動の期間にあったイベントは出演キャンセルが相次ぎ、さらにファンをがっかりさせる結果に。
チャンネル登録者数は激減し、自宅・実家の住所などの個人情報が特定されたりなどの事態になっていました。
【チョコスモ】ヨハンいじめ騒動

2017年11月に起きたチョコレートスモーカーズの「ヨハンいじめ騒動」。
ことの発端はリーダーのジョンレノが最年少メンバーであるヨハンに殴る・蹴るなどの暴行をしたことで、その後ヨハンは脱退してしまいました。
後のヒカルとの対談で暴行した理由はヨハンがジョンレノの彼女と二人で食事に行ったことだと語っていたのですが、やはり暴行があったことは事実。
加えてもともとチョコスモの動画ではヨハンをターゲットにしたいじりやドッキリが多かったのですが、それが視聴者にいじめだと捉えられたようです。
その後はワタナベマホトが仲介して和解したのですが、ヨハンはもともとの活動名であるまみこ部に名前を戻してソロ活動に。
他の三人は「ロングビーチ」「ジ・エンド」「VIOLET」というようにユニット名やメンバーを変えてずるずるとオワコン状態になっていったのですが、途中でアレックスが脱退と同時にYouTube引退を発表。
ジョンレノはヒカルとの対談動画をきっかけにチョコスモのチャンネルを使ってソロ活動することになり、ケビンは音楽活動に勤しんでいるようです。
2018年に起きた炎上・不祥事・騒動
【ゆきりぬ】ニコ生動画流出騒動

2018年10月に起きたゆきりぬの「ニコ生動画流出騒動」。
今でこそ美人・高学歴・清楚で人気を博しているゆきりぬですが、これがきっかけでそれまでのイメージを大きく覆すことになりました。
実はゆきりぬはYouTube以前にニコ生主として活動していた時期があるのですが、ひょんなことからその時の動画が流出。
現在の清楚なイメージとは似ても似つかない雰囲気で露出の多いサンタのコスプレをして、谷間を寄せて胸元をアップにするシーンなどがありました。
転載された動画やアンチコメントはUUUMスタッフがかなり徹底的に削除していたのですが、それでもしばらくはモノ申す系のターゲットに。
今ではかなり落ち着いてきましたが、ファンはかなりの衝撃を受けました。
【木下ゆうか】生配信で猫を投げた騒動

2018年10月に起きた木下ゆうかの「生配信で猫を投げた騒動」。
大食い女王として500万人以上のチャンネル登録者数を抱える木下ゆうかがたこ焼きを食べるという生配信中に飼っている猫のロンを画面後方に投げてしまった騒動です。
猫が膝に乗ってしまったことに驚いてとっさに投げてようなのですが、結構勢いよく、しかも痛々しい音もしたことから視聴者が驚愕。
猫は7月に飼い始めたのですが、5月に生まれたばかりなので騒動が起きた当時はまだ生後5ヶ月ほどでした。
実際に猫を膝くらいの高さから投げて怪我をするかどうかは別問題ですが、いくらとっさのこととはいえ、可愛がっている子猫を投げる様子は確かに見ていて無視できるものではありません…。
それに2018年はヒカキンの影響で猫を飼い始めるYouTuberが急増したので、その傾向を良く思っていなかった視聴者にとっては余計印象が悪かったのでしょう。
【MEGWIN TV】ファルコン・メテオ脱退騒動

2018年12月に起きたMEGWIN TVの「ファルコン・メテオ脱退騒動」。
それまでチャンネルに多いに貢献してきたファルコンとメテオが脱退・退社を表明したことがきっかけです。
それ以前にも同じメンバーのバンディが既に脱退していたのですが、ファルコンとメテオが脱退の理由としてMEGWINが「自分たちを社員として不当な扱いをした」「給料を支払わなかった」と明かしたことで炎上。
当時は視聴者やモノ申す系YouTuberが一斉にMEGWINを叩きに叩きまくっていました。
しかし後からMEGWINの方も真実と異なる点があると反撃。
結局両者ともに批判を浴びることになり、MEGWIN TVはチャンネル登録者100万人割れ。
ファルコンとメテオも二人で活動をしていますが、現在は高評価・低評価の数を非公開にしています。
2019年に起きた炎上・不祥事・騒動
【AAAjoken toys】大麻所持で逮捕

2019年1月に起きたAAAjoken toysが「大麻所持で逮捕」された事件。
YouTube活動とは直接関係ありませんが、チャンネル登録者数380万人を超える大人気チャンネルのAAAjoken toysを運営する城ノ下航容疑者が大麻保持で逮捕されたという事件です。
本人は否認しているそうですが、もし大麻保持が本当ならおもちゃなどをレビューする子供向けチャンネルだったこともあってより衝撃的なニュースです。
ちなみに最後に動画が投稿されていたのは1月18日で逮捕されたのは21日。
ただ城ノ下航容疑者はAAAjoken toysの他にもMiniature Spaceという同じく登録者数300万人越えの人気チャンネルを運営しているそうなのですが、そちらでは1月21日当日も動画が投稿され、その後2月18日に投稿が再開されています。
執行猶予がついて戻ってきたのか、協同で運営していた人がいるのか、それとも城ノ下航容疑者が運営していたという情報そのものがガセだったのでしょうか?
【VAZ】給料未払い・いじめ騒動

2019年1月に起きたVAZの「給料未払い・いじめ騒動」。
当時所属していたわかにゃんの告発により発覚しました。
告白によるとVAZはクリエイター同士の人間関係がかなり複雑らしく、かす・こなん・橘ろあを中心とした1軍とその他2軍に別れ、2軍は楽屋に入れない状況もあったそう。
その件はヒカルを仲介して謝罪動画を投稿したものの、他にも給料未払いやもろもろのクリエイターに対する対応の悪さは解決していないようです。
これに関してはわかにゃんとVAZ、どちらが本当でどちらが嘘をついているのか部外者にはわかりかねますが、わかにゃんが告発動画をあげてはVAZがそれを撤回するといういたちごっこが続いていました。
またこれも真実ははっきりしていませんが、ヒカルとよりひとがVAZスタッフと協力してわかにゃんを潰そうとしていたという話も。
しかし結局何一つらちが明かず、2019年4月にはVAZがわかにゃんを起訴すると発表していました。
【ジョーブログ】スクランブル交差点ベッド事件

2019年3月に起きたジョーブログの「スクランブル交差点ベッド事件」。
渋谷のスクランブル交差点のど真ん中にベッドを運び込み、その上で堂々と寝るという通行人にとっては迷惑極まりない事件です。
動画が投稿されたのは3月27日でかなり炎上したのですが、道路交通法違反にあたるとして4月22日に自ら出頭し9時間にわたる厳重注意。
5月13日にはジョーこと金沢仁宏本人と協力した男女7人が書類送検されました。
同日、所属事務所の公式HPでは謝罪文を投稿し、最後は「今回の件について、真摯に反省し、二度とこのような事を起こさないようスタッフ一同で対応する所存です。」と締めくくっていましたが、当時は撮影のためかフィリピンを訪れており、国外逃亡説もささやかれることに…。
ちなみに現在もクラウドファンディングで開店したバーがぼったくりだと炎上しています。
【ワタナベマホト】未成年元アイドル暴行事件

2019年6月に起きたワタナベマホトの「未成年元アイドル暴行事件」。
誰もが知る大人気YouTuberのワタナベマホトが女性に暴行し、活動休止になってしまったという事件です。
相手の女性・A子はワタナベマホトと同棲していたそうで、わかっているのは「元アイドル」「現YouTuber」「年齢は10代」ということ。
A子の自宅で酔っ払って口論、そこから殴る・顔面を踏みつけるという暴行を加え、相手に全治2週間の怪我を負わせたとのことです。
ワタナベマホトは事件後すぐに釈放され、相手とは和解、裁判沙汰にもならないということでしたが、ファンにとってはかなりショックな事件でした。
事件後はYouTube活動・音楽活動を無期限休止とし、決まっていたカイワレハンマーのメジャーデビューも白紙に。
またデュエルマスターズのカード化もなくなってしまいました。
7月18日にはUUUMからその処分が発表されましたが、2019年12月31日まで活動禁止・飲酒禁止でその間はUUUMで補助業務。
その後契約を再検討するとのことですが、2020年1月から活動が再開されるかはまだわかりません。
またカイワレハンマー出演ライブのチケットを購入した人にはUUUMからチケット代が返金されることになりました。